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  • 2016.04.11 Monday

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    足の裏の皮がめくれた

    • 2015.05.16 Saturday
    • 12:42

    バドミントンに限らず、足底の胼胝や魚の目が痛んだり皮がめくれたりする選手から相談を受けます。皮膚科領域のケガですので専門医の受診を勧めます、しかし試合中や練習の現場では応急処置を施すことがあります。

    皮膚は、表面から表皮・真皮・皮下組織の順で層になっています。また、表皮は角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4層で構成されています。表皮は0.1伉度の厚さで血管や神経の分布がありません。スポーツ選手は、特定の部位にストレスが繰り返しかかるので表皮が胼胝などに変質し分厚くなります。分厚くなった表皮と真皮の間に軋轢が生じ引き裂かれるようにめくれます。真皮は神経受容器が富に分布していますので直接触れるととても痛いです。

    表皮がめくれて真皮があらわになれば治癒へと向かいますが、表皮と真皮に軋轢があるにもかかわらず表皮がめくれていないケースでは、その空間に液体が貯留したり、時には膿がたまっていたりします。この場合は、皮下での内圧が上昇しとても痛むので、専門の医療機関で排膿してもらう必要があります。

    一般的には第1中足骨頭(拇趾球)に発生する事が多いですが、バドミントンでは踵部(かかと)や第2・3中足骨頭部に多く発生します。競技特性やバドミントン選手の足が開帳足や扁平回内足を呈しているのに起因しているのではないでしょうか。

      

       

     

    現場での応急処置は、 ̄卆鹸浜、▲疋譽奪轡鵐亜僻鑛ぁ砲任后

    1). 2〜3分ほど流水で患部を洗い流します。創部はもちろんですが、皮膚が残っている場合は黄色ブドウ球菌などの常在菌が多く存在しますので、皮膚もしっかりと洗い流します。

     

    2). 創部を皮膚で覆うようにしその上からプラスモイストでドレッシング(被覆)します。皮膚と創部が擦れて痛い場合はワセリンなどを塗るのも一つの方法です。また、ガーゼなどは線維の一部が皮膚に癒着しますので使わない方がよいです。

     

    ●プラスモイストを適当な大きさに切り、皮膚に直接あてがいます。

     

    3).ドレッシングしたプラスモイストをテガターム(粘着性フィルム)でずれない様に固定します。プレーを継続しなければこの状態に包帯などで被覆して応急処置は終了です。

      

    ●サージカルテープなどで止めるよりフィルムを使用した方が、より密着しドレッシング材がずれにくいです。

     

    4).プレーを継続しなければならない場合はテガタームの上からライトテープでさらにずれないように固定します。

      

    ●ライトテープは、後ろから前へ貼るとはがれにくいです。また、足趾の付け根まで巻いた方がずれにくいです。

     

    5).踵の場合は、その上からヒールカップを装着します。

    ●ドレッシング材をテーピングで固定した上から使用します。

     

    何故、皮膚がめくれるかは用具の問題、選手の足の運び方、汗をかきやすいなど様々です。その中でも特に、中敷き(インソール)の材質や形状に着目し試行錯誤を重ねている途中です。また、良い結果が得られれば報告させていただきます。

    本庄整骨院   http://honjo-seikotsuin.com
    〒546‐0014
    大阪市東住吉区鷹合1ー14−12 銀商ビル301
    06‐7891‐0010

    内反し捻挫と第5中足骨底部裂離骨折

    • 2015.04.06 Monday
    • 15:13

    足関節の内反捻挫は、バドミントンにおいてもっとも好発する外傷の一つで、

    着地やランジ動作の際に足首を内側に捻り、外側の靭帯を伸ばしたり切ったりするケガです。

         

    ●内反捻挫の受傷機転と損傷を受けやすい靭帯

     

    足首には内くるぶし(脛骨内果)と外くるぶし(腓骨外果)があります。内果は外果より高い位置にあり、その解剖学的特徴から内反捻挫が外反捻挫より発生が多くなります。

     

    ●右足首の模型を前から見た画像です。外果は内果より下にあります。

     

    足首をひねると外果に腫れや皮下溢血が出現してくることがあります。現場では応急処置でRICESを行いますが、その後、捻挫と自己判断せずに必ず医療機関にて画像診断を受けることをすすめています。と言うのも捻挫ではない場合が稀にあるからです。


    「足首の外側が腫れている」、「内出血がある」、「触れると痛む」、「体重がかけられない」など捻挫と似た症状でも全く違うケガである場合があります。

     第5中足骨底部裂離骨折は小趾側にある第5番めの中足骨と短腓骨筋が付着している部分が剥がれるような骨折です。

    ●画面左から茶色の腱が骨に付着している部位が第5中足骨底です。


    捻挫との鑑別を必要とする理由は、

     ーL期間の相違
     ⊇菽屐Ω把衒法の相違

    です。

     

    ーL期間の相違では、損傷している組織がまったく違いますので、治る経過や期間も異なって当然です。

    固定肢位は、前距腓靭帯損傷の場合は、足関節を90°で固定しますが、裂離骨折の場合は、足関節を90°で固定すると骨折の原因となっている短腓骨筋の牽引力が骨折部に強くかかりますので軽度屈曲位で固定します。

    固定方法は捻挫では、テーピングや足底にあてがうシーネを使用しますが、裂離骨折の場合はU字スプリントを使用します。

    また、骨折の場合は、患部にLIPUSを使用し治癒期間を早め、松葉杖などで免荷も必ず行います。

     

    ●足底シーネと足関節の固定。テーピングと比べると安定して足関節を90°に固定できます。しかし、靴などは履くことができません。

     

    ●テーピングによる固定。シーネ固定に比べると患部をより圧迫できる利点があります。また、靴などを履くこともかのうです。しかし、皮膚の弱い方には注意が必要です。

     

    ●U字スプリント

     

     

    ●U字スプリントを用いた固定

     

     

    ●図左:LIPUSによる骨折治療
    ●図右:安静時は、クッションを使い踵を床と触れないようにします。そうする事によって短腓骨筋の張力が骨折部にかかりにくくなります。

      

    今までに、3例の第5中足骨底部裂離骨折を経験しました。1例は成人男子バドミントン選手、1例は成人女子バドミントン選手、1例は中学女子陸上選手です。

     

    ◆成人男子選手には過去に捻挫の既往があり前距腓靭帯に損傷の痕跡がありました。関節の安定性が低下している状態での内反矯正による骨折ではなかったかと推測されました。

     

    ●図左:受傷時の右第5中足骨の底部です。画面中央に黒い骨折線が確認できます。

    ●図右:受傷後6か月の患部です。骨が隆起し骨折部の融合が確認できます。

     

    ◆成人女子選手には、捻挫の痕跡がなく関節弛緩性が高かったので、靭帯が可動域制限因子として働いていなかったのではないかと推測されます。女子選手では関節弛緩性を呈する選手が男子に比べて多いです。


    ●左第5中足骨底部裂離骨折です。画面中央上に丸く写る中足骨部に黒く骨折線が走るのが確認できます。

     

    ◆中学女子選手は、受傷後2週間経過してから当院に来られました。その時は整形外科にて足底シーネ固定をされていました。状況を説明しU字スプリントに変更しましたが、完全に融合はしませんんでした。

     

    ●図左:右第5中足骨底部の骨折画像です画面中央に乖離した骨折部が確認できます。

    ●図右:3か月後の患部です。ある程度の骨融合はしましたが、残念ながら完全には治癒しませんでした。関節の不安定性はなくなりましたが、患部の限局した圧痛は消失しませんでした。

    本庄整骨院    http://honjo-seikotsuin.com
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    拇趾球の裏の痛み(種子骨障害)

    • 2015.03.27 Friday
    • 11:43
    種子骨は、親指の付け根にある2つの小さい種子の様な形の骨で、着地時の衝撃を和らげるクッションのような役割をしたり、親指を付け根から曲げる筋肉(短母趾屈筋)や内側に引っ張る筋肉(母趾外転筋)の終点になっています。
     
    種子骨障害は、この種子骨が地面に強く衝突したり、筋の牽引によって痛くなった状態のことをいいます。
     
    レントゲンをとると種子骨が割れている場合もありますし、割れていないにも関わらず痛い場合もあります。また、生まれつき融合しない(分裂している)場合もあり、それらの形態が痛みとの相関関係がないことから総称して種子骨障害と呼ばれます。



     ●左図:実際の痛む部位  右図:模型
     

    ●足底の骨の模式図です。親指の付け根を拡大すると2つの筋が種子骨に終わっている様子がわかります。
     


    ケース1: 種子骨障害(疲労骨折で融合が期待できた例)

    中学2年生女子バドミントン選手です。拇趾の付け根が痛みを訴えてきました。エコーで観察すると右拇趾内側種子骨に亀裂を確認しました。健側の種子骨には損傷が確認されなかったことと、関節部にはまだ成長線が存在しましたので、融合する可能性があると判断し、整形外科の診断を受けるようにすすめました。

     

    ●種子骨を縦にエコーで観察しました。(長軸像)
    ●左図(患側):画面右の丸い骨に亀裂があるのが確認できます。
    ●右図(健側):画面右の丸い骨がきれいな丸い形に見えます。

     

    ●種子骨を横にエコーで観察しました。(短軸像)
    ●画面左(患側):画面中央の種子骨に亀裂があるのが確認できます。
      
    整形外科の診断では、融合の可能性があるので2か月間安静の指導管理がありました。安静中はバック側への蹴りだす動作などの右種子骨に負担をかけないような練習を行うようにコーチにお願いしました。

     

    ●2か月後のエコー画像です。融合はまだ不十分ですが、かなり良好な状態に近づいていました。


    当選手の障害部位は内側の種子骨でした。内側の種子骨は拇趾外転筋の停止部で、拇趾の外反強制により種子骨を筋が牽引し分裂させたのでは考えられました。
    拇趾の外反強制とはすなわち外反母趾のことで、扁平回内足が主原因です。現在は、外反母趾予防のために内側縦アーチを補足するパッドをインソールに装着し経過観察をしています。

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